ジュエリー

シルバー925とシルバー

更新日:

シルバー製品を見ているとスターリングシルバーと書かれたりシルバー925と書かれたりただシルバーと書かれていたり色々な物を目にすると思います。なぜシルバーとしか刻印されていないのか。なぜシルバー925なのか。何がスターリングシルバーなのかお話します。

SILVERという刻印

925やstarlingという文字がつかず、ただSILVER,silver,SVという刻印しか無い場合には少し注意が必要かもしれません。というのもシルバーは1%でも含まれていればSILVERという刻印を打っていいので残り99%は真鍮かもしれないのです。以前友人のフリーサイズの指輪が折れてしまったというので修理で預かったところSILVERの刻印しかなく「もしかしたら修理できないかも・・・」と話して火にかけてみたところ真っ黒に燃えて溶けてしまいました。シルバーよりずっと低い温度で溶けてしまう真鍮は貴金属店では修理ができない場合が多いのです。もちろんSILVER,silver,SVの刻印でもシルバー925の場合もあります。刻印を打つところが小さい面積しか確保できない場合、スペースの関係でSVしか打てない場合もあるのです。

925?純銀?

シルバーは地金の割合を千分率で表します。つまりシルバー925(silver925 SILVER925)とは、「使用している貴金属の内容は92.5%が銀です」ということを示します。純銀、シルバー999やシルバー1000は柔らかすぎて加工に向かなかったり使用が難しいので銅やアルミほまぜて硬度を出すのです。銀は金ほどには「純銀」と名乗るハードルが明確ではないので925でも「純銀」とする品目もあります。アクセサリーやジュエリーでは純銀ということは少ないですが食器やスプーンなどでは925以上のものは「純銀」と呼ぶ風習があります。本当の純銀は笹吹き(ささぶき)なんかで目にすることはできますがシルバー925より白っぽく見えます。これは銀が貴金属中最も可視光線を反射するためであり、貴金属中最もよく輝く性質からです。磨きたてほやほやのシルバーは本当に美しく思わず触れてみたくなります。

スターリングシルバー

ではスターリングシルバー(sterling silver , sterling)とはなんでしょうか。結論から言ってしまうとシルバー925です。イギリスで中世頃に使われていた硬貨をスターリングポンドと言いました。このスターリングポンドの銀貨(ペニー)はシルバー925で作成されており、銀貨が長持ちし、美しく、シルバー特有の硫化反応(いぶし)の反応が出にくいため貴金属や加工品にもスターリングポンドと同じシルバー925を使おうとなり、スターリングシルバーという名前が付けられました。sterlingという言葉に「優れた」ですとか「一級品の」といった意味があるのでなおさらこの名前に価値が付いたのではないでしょうか。

取り扱いの注意

シルバー925を使った製品で例えばドクロやクロムハーツのクロスのように黒くなっているのを見たことがあるかと思います。あれは「いぶし」といい硫黄に反応させて硫化反応(りゅうかはんのう)を起こし黒く変色させる方法でメリハリの効いたシルエットとひき締まった表情。強いコントラストとクールで力強い印象を与えてくれます。硫化反応は汚れではないため拭いても色が落ちることは通常ありません。これが希望通りに黒く染まればいいのですが、黒く染まって欲しくないジュエリーを身に着けている場合厄介なことになります。温泉地帯等、硫黄の香りがするところでも反応が起こってしまいます。もちろんそのまま温泉に入れば真っ黒になります。メッキがかけてあれば何とかなるのですが、メッキは使用とともにすこしづつはがれてしまいますので、温泉や温泉地にシルバージュエリーを持ち込むのは避けた方がよいでしょう。金にも少量シルバーが含まれていますので金製品も同じくお避け下さい。意外なことに輪ゴムからも硫黄が出ています。短い時間であればなんてことの無い微量なものですがジュエリーケースに輪ゴムを保管するのはお避け下さい。

シルバー製品の魅力

シルバーはゴールド、プラチナに比べ比較的安価ですがゴールドやプラチナに引けを取らない美しさがあります。またメンズの大きなサイズのシルバー製品は「店頭に並んでもまだ完成ではない。身に着けて育てていくジュエリーだ」といわれるほど、時間が経つにつれ味がでます。楽しむジュエリー、気軽なジュエリー、育てるジュエリーとして親しみ、お手に取っていただければと思います。https://store.shopping.yahoo.co.jp/atrus/search.html?p=%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC#CentSrchFilter1

ここまでお読みいただきありがとうございます。

-ジュエリー
-,

Copyright© jewelry atrus blog , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.