ジュエリー

ジュエリーに押されている刻印について

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ジュエリーをよく見てみると必ずどこかに材質刻印があります。指輪の内側やフープピアスの側面、ペンダントの裏面やネックレスのプレート等。デザインの都合上別の場所に刻印がされている場合もありますが、大切な刻印ですので必ずどこかに打ってあります。貴金属や地金の買取りを専門としている業者様もこの刻印が無いと買取りを拒否されてしまう場合があります。実はこの刻印、たくさんのバリエーションがあるのですがどの刻印がどんな意味を持つのかお話しさせていただきます。

プラチナのジュエリーを購入した場合

プラチナ製品につく刻印は大変わかりやすいです。プラチナ900で作成されたものはpt900と刻印され、プラチナ950のものはpt950と刻印されます。ネックレス等ある程度強度が必要なものですとプラチナ850で作成されている場合が多いのでpt850と刻印されています。読み方はpt900をピーティーキュウヒャクと読みます。プロの方ですとプラチナのことをP(ピー)と呼んだりもします。「今回この指輪何で作るの?」「ピーで」というと今回のオーダーはプラチナでということになります。そして「今回この指輪何で作るの?」「キュウヒャクゴジュウで」というとプラチナ950で作成することを示します。プラチナのことをピーというとちょっと通な感じがしますね。もしかすると同業者かと思われて要らぬ警戒を招くかもしれませんのでご注意ください。

シルバーのジュエリーを購入した場合

シルバーのジュエリーにはSV、SV925、STERLING STERLINGSILVER 等様々な種類の刻印が打たれる場合があります。これにつきましてはこちらの記事で詳しく説明してありますのでご覧ください。

ゴールドのジュエリーを購入した場合

ゴールドは金の含有率や金の色目でたくさんの種類の刻印があります。K24は純金であることを示します。日本で最もポピュラーな18金はK18と刻印されることが多いですが、海外製の物ですと18Kと打たれているものもあります。また18金とは金の含有量が75%ですので750と打たれる場合もありますが国内製品ではあまり見かけません。海外ブランドや輸入製品に見られる刻印であることが多いです。18金の色味を変えたピンクゴールドK18はpgk18と刻印されることもあれば単にK18の場合もあります。同じようにホワイトゴールドK18もwgk18の場合もあればK18だけの場合もあります。上記を基本として、金の含有量に応じてK24 K22 K18 K14 K10と打たれます。読み方は「ケーニジュウヨン」「ケージュウハチ」等です。刻印のことを示す場合はケージュウハチと呼びますが地金そのものを示すときにはジュウハチキンと呼んだりします。10金はジュッキン、テンキンと呼ばれ業者間でも各々好きな方で呼ぶイメージです。

それ以外の刻印

ゴールドのメッキをしてあるものや、金張りがしてあるものは見た目では中の素材が本当に金製品なのか、それとも合金や真鍮の物なのかわかりにくく困惑することもあるかもしれません。その場合も刻印を見ることで見分けられる場合があります。合金にメッキでゴールドを付けている場合GPの刻印があります。Gold Plated(ゴールドプレーテッド)の略で、18金をメッキしてある場合K18GPと刻印されます。GFの刻印は Gold Filled(ゴールドフィルド)の略でこちらはメッキよりはるかに厚い金張りの製品です。同じような金張りにGR Gold Rolled(ゴールドロールド)があります。他にもメッキ関係の刻印は本当にいろんな種類があります。腕時計にもK18等刻印があるものもありますが、あれは時計本体が全て18金なのではなく、ガラスのフチの飾りだけ18金ということもあります。

海外製品の刻印

フランスのブランド製品や輸入ジュエリーには絵のような模様が入ることがあります。犬の横顔だったらプラチナ、鷲の顔だったら18金かそれ以上、人の横顔(ミネルヴァ)だったら銀を表します。輸入の物ですと八角形の中に22で22金、五角形の中に900でプラチナ900等、世界中で少しずつルールが違うので注意が必要です。

刻印は信頼の証

例えば指輪のサイズ直しを承った場合、ジュエリーを扱う職人は必ず刻印をチェックします。プラチナなのか、ホワイトゴールドK18にメッキがしてあるのかでかける工程が違うからです。刻印が無ければ仕事ができませんし、本物かどうかの断定もできません。刻印はジュエリーが人の手に渡る時にパスポートような役割を果たすのです。小さくてつい見落とされがちな刻印ですが大きく、大切な役割を担っています。また個人的な感想ですが、刻印を打つ時、職人はいつも以上に真剣な顔をします。先端が0.7ミリ程度しかない刻印は下手に打つと指輪を傷つけたり、K18のKが打てていなかったりと、経験ない者がやるととっても難しいのです。呼吸を留めて真剣な一発勝負に集中力を投じて打った刻印はまさに信頼の証と言えます。ここまでお読みいただきありがとうございます。

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